日本話し方センター社長・横田章剛のブログ

2025年11月27日組織効率を上げるために、具体的に話そう!

 

「また伝わらなかった…」


あなたは、そんなモヤモヤを抱えていませんか?


職場での指示や報告、大切な人との会話で、


「なんで分かってくれないんだろう?」


と感じた経験は、きっと誰にでもあるはずです。


もしかしたら、その「伝わらない」話し方が、あなたの評価や人間関係に、知らず知らずのうちに悪影響を与えているかもしれません。


ですが、ご安心ください。


それはあなたの能力の問題ではありません。


「伝わる話し方」には、誰もが習得できる明確な法則があるのです。



1.「伝わらない」話し方が引き起こす、あなたの見えない損失


まずは、よくある職場の風景を覗いてみましょう。


 

田中「山下さん、この資料、早めに仕上げてくれる?」


山下「あっ、わかりました」


翌日の夕刻。


田中「山下さん、昨日お願いした資料、もらえるかな?」


山下「いえ、まだです。昨日指示されたばかりですから、まだ手を付けていません」


田中「えっ!早めに仕上げてって言ったじゃない。そうか、まだならいいよ。自分でやるから」


 

この会話、あなたの職場でも、あるいは家庭でも、似たような経験はありませんか?


田中さんは、山下さんに仕事を依頼したものの、結局自分でやる羽目になり、丸一日が無駄になりました。


山下さんも、もし田中さんの意図を正確に理解していれば、別の対応ができたかもしれません。


たった一つの「伝わらない」が、このような「損失」を生むのです。


「伝わらない」話し方は、単に時間が無駄になるだけではありません。


・生産性の低下: 誤解や手戻りが発生し、組織全体の効率を著しく下げます。

・人間関係の悪化: 「あの人は何を言っているか分からない」「話が通じない」という不満が募り、信頼関係が損なわれます。

・評価の低下: 重要な場面で的確に伝えられないことで、あなたの能力や貢献度が正しく評価されない可能性があります。

・機会損失: プレゼンや商談、面接で「伝わる」話し方ができなければ、せっかくのチャンスを逃してしまいます。

・精神的ストレス: 毎回「伝わらない」ことに悩み、自己肯定感が低下してしまうことも。

 

「自分はきちんと話しているのに・・・」と思われるかもしれませんが、「伝わる」と「話す」は全く別のスキルです。


では、どうすれば「伝わる」話し方を身につけ、これらの損失を避け、あなたの人生を好転させることができるのでしょうか?


 

 

2.プロが伝える「伝わる話し方」の基本原則


「伝わる話し方」の秘訣はいくつかありますが、最も意識すべきは「具体的に話す」ことです。


先ほどの田中さんと山下さんの会話を振り返ってみましょう。


田中さんは「早めに」と言いました。


田中さんにとっての「早めに」は「明日の17時まで」だったかもしれません。


一方、山下さんにとっての「早めに」は「他の仕事の都合を見てできるだけ早く」だったのです。


このように、曖昧な言葉は、受け手によって全く違う解釈を生み出してしまいます。


結果として、無駄な時間や作業が発生し、お互いに不満が募るのです。


これを避けるためには、「相手の頭の中に、あなたが伝えたいイメージを正確に描き出す」ことを意識して具体的に話す必要があります。


そのための具体的なテクニックを2つご紹介します。


 

① 数字を入れて話す:イメージを鮮明にする力


具体的に話す上で、最もシンプルで効果的なのが「数字を入れる」ことです。


もし田中さんが「明日の17時までに仕上げて」と伝えていれば、山下さんは「他の仕事があるので、明後日の12時までならできますが、それでいいですか?」など、具体的な調整ができたでしょう。


日常会話でも、「私の家、駅に近くなの」よりも「私の家、駅から歩いて5分なの」と言った方が、相手は一瞬で具体的なイメージを掴めますよね。


数字は、曖昧さを排除し、誰もが同じ基準で情報を理解するための強力なツールです。



② 5W1Hを入れて話す:情報を網羅し、誤解を防ぐ力


もう一つ、具体的に話す上で欠かせないのが「5W1H」です。


When(いつ)、Where(どこで)、Who(誰が・誰に)、What(何を)、Why(なぜ)、How(どのように)


これらを必要に応じて盛り込むことで、話の骨格が明確になり、相手はあなたの伝えたい情報を正確に、かつ素早く理解できます。


例えば、飲食店で「お客様から、料理が出てくるのが遅いとクレームがありました」という報告があったとします。


マネージャーは再発防止策を考えたいのですが、この情報だけでは何もできません。


「いつ(When)の、どの時間帯(When)に、どの席の(Where)どのお客様(Who)から、何の料理(What)が、どれくらい(How)遅くて、なぜ(Why)クレームになったのか?」


これらが分かって初めて、具体的な改善策を打てるのです。


 

日常会話でも、5W1Hが欠けると話が通じません。


「行ってらっしゃい。大丈夫?」


「何が?」


「だから忘れ物してない?」


妻は「忘れ物」という言葉を省略しても伝わるだろうと思っていますが、夫は何を言われているのか分かりません。


たった一言の省略が、コミュニケーションの齟齬を生むのです。


5W1Hを意識することは、相手が必要とする情報を漏れなく伝えるための、最も基本的なスキルと言えるでしょう。


 

 

3.「伝わる話し方」の真髄:相手目線に立つということ


これら「具体的に話す」ためのテクニックを意識できるようになるための真髄は、**「相手の立場に立って考える」**ことです。


私たちは、自分が理解していることを、そのままの言葉で話してしまいがちです。


しかし、相手はあなたと同じ知識や経験を持っているわけではありません。


だからこそ、相手にとって必要な言葉を省略したり、専門用語を使いすぎたりして、「伝わらない」事態が起こるのです。


話す際には、常に


「この言い方で、この人は本当に理解できるだろうか?」


「相手はどんな情報が知りたいだろう?」


と、相手の頭の中を想像する習慣をつけましょう。


これが、単なるテクニックではなく、コミュニケーションの本質です。


 

 

4.なぜ、独学では難しいのか? プロの指導が不可欠な理由


「具体的に話す」


「相手目線に立つ」


これらの原則は理解できたかもしれません。


しかし、それを「実践」し、「習慣」として身につけることは、独学では非常に難しいものです。


なぜなら、


・自分の話し方の「癖」は、自分では気づきにくいからです。


私たちは、自分がどう話しているかを客観的に捉えることができません。


無意識のうちに曖昧な表現を使っていたり、情報が不足していたりすることに、自分一人では気づけないのです。


・客観的なフィードバックと実践の場が不可欠だからです。


「伝わる話し方」は、座学で知識を得るだけでなく、実際に話してみて、プロから「ここはもっと具体的に」「相手はこう受け止めるかもしれません」といった具体的なフィードバックをもらい、修正を繰り返すことで初めて身につきます。


私たちの話し方教室では、経験豊富なプロ講師が、あなたの話し方の「癖」を客観的に診断し、一人ひとりに合わせた具体的なアドバイスと実践的なトレーニングを提供します。


体系的なカリキュラムを通じて、座学だけでは得られない「生きたスキル」を習得できるのです。




 

5.もう「伝わらない」で悩む日々を卒業しませんか?


あなたの話し方やコミュニケーションの取り方は、プロの正しい指導と実践的なトレーニングによって、必ず変わります。


日本話し方センターのベーシックコースや2日間集中コースでは、多くの受講生が「伝わる話し方」を習得し、仕事での評価アップ、円滑な人間関係、そして何よりも自信を持って話せる自分を手に入れています。


想像してみてください。


あなたの指示が明確に伝わり、仕事がスムーズに進む未来。

プレゼンや商談で、あなたの想いが相手に響く未来。

大切な人との会話で、心からの理解が生まれる未来。

「あの人の話は分かりやすい」と、あなたの評価が上がる未来。

これらは、決して夢ではありません。


まずは、その第一歩を踏み出してみませんか?


日本話し方センターでは、無料体験教室を開催しています。


実際のレッスンの雰囲気を無料で体験できます。


あなたの話し方に関するお悩みをお聞かせください。


簡単な診断や、明日から使えるワンポイントアドバイスもさせていただきます。


 

「伝わる話し方」は、あなたの人生を豊かにする一生モノのスキルです。


もう「伝わらない」と悩む日々を卒業し、自信を持って、あなたの言葉で未来を切り開いていきましょう。


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